1番下手だからこそ、簡単に上手くなる。
僕はフットサルを始めて10年目です。
日本のトップリーグで6年間戦ってきました。
そんな僕の事を技術があるな、上手いなと言ってくれる人がいてとても嬉しいのですが、元々はド下手だったんです。
あなたは何年間、ボールを蹴っていますか?
僕は9歳からサッカーを始めたので、合わせて20年が経ちました。
長いと思いますか?
まあまあ長いですよね!汗
では別の角度で、いつからサッカーやフットサルを始めましたか?
社会人になってからの人もいれば、幼稚園からの人もいたり見る専門の方もいると思います。
僕は、9歳の時に友達に誘われて、サッカーを始めました。
早いですか?遅いですか?
僕はいつも遅かったなーと、感じています。
なぜかというと、やっぱり上手い人っていうのは2歳や3歳から蹴っているんです。
自分と比べるとかなりの差がありました。
技術的な差ですね。
体力はありましたよ!
みんながサッカーをやっていた時に、僕は走って山を登ったり、木を登ったり、実家の農園で農作業を手伝ったり。
(邪魔していただけですが。笑)
あとは、野球ですね。笑
体力はあったのですが、技術の差がかなりあって…
小学生の頃、地区の選抜チームに選ばれる事はなく、地区最弱のチームに所属していました。
選抜チームには、上手い選手はゴロゴロいましたね。
その選手達と僕を比較した時に「夢はプロ選手」と同じ目標があったとしても
やっぱり勝てないって思うことがたくさんありました。
ただ、僕は下手だからこそ頑張れたと、今では思うんですね。
当時の僕は、上手い選手をみて憧れを持っていて、
「僕も上手くなりたい!」
「あの選手はプロになるんだろうな…」
と何百回も何千回も悔しい気持ちでした。
ただ、彼らには彼らなりの悩みがあったのだと今では思えます。
上手いはずなのに、あるレベルに行くと通用しない。
そうなった時に頑張る事ができない。
プライドが邪魔したり、頑張り方がわからなかったり。
彼らなりの難しさがあるんだなと。
僕は、地区でも最弱と呼べるほどの弱小チーム。
そこでも技術的には下手だったからこそ、頑張れたなと今では思います。
「環境」だったり「タイミング」だったりが、その人を変えるなと。
だから、いまでも僕は自分にとっての良い環境に飛び込み(周りからは厳しいと思われていても)自分にとっての良いタイミングを見極めるように努力しています。
その時の自分を客観視して、何をするべきなのかを考えています。
1番下手だからこそ、簡単に気づけたことって多くあったなと思い、お話ししたいなと書きました。
それぞれの立場で悩みは違います。
自分を知ること、というのはこういうことなのかなと、最近は感じています。